リスク分析(真の原因追究)
~どのような病気(トラブル)になりやすいか~
日本の歯科医療は欧米にくらべ10年遅れているといわれています。
その原因は“対症療法の繰り返し”だと考えています。
虫歯になったら削って詰める、痛くなったら神経を抜く、
歯を抜いたら入れ歯を入れる…
表面的な症状を追いかけ、このような対症療法を繰り返すと、
お口の中は良くなるどころかどんどん崩壊していきます。
重要なのは「なぜ」虫歯ができたのか、「なぜ」歯周病が進行したのか、
「なぜ」歯を抜くことになったのかを追究する事です。
この「なぜ」の部分が解明されると、つまり敵の本当の正体を知ることになりますから、
根本的対策を講じることができるのです。
の4つしかありません。
でも一人ひとりのリスク(病気になりやすさ)は千差万別です。
表面的なトラブルは虫歯や歯周病だが、実はその後押しを過大な力や過去の治療の問題が
していることが多々あります。
ですからひとりひとりの患者さんに対して虫歯や歯周病の原因を追究し、その人のリスクを
診断する必要があります。
原因追究をし、そこから導き出された治療・メインテナンスをすることで、安全・確実・良質な
歯科医療が提供できると考えます。
生涯にわたり、ご自分の歯を使い続けるために受診される歯科医療は、私達医療サービス側と
あなた様ご自身という、双方の協力によって成り立ちます。
そのためにはまず、あなたが、あなた自身のお口の中の状態をよく知っていただく事が必要です。