虫歯になりにくい食べ物を選択する上での注意点(虫歯予防)

キシリトールガムで虫歯予防のしくみは、お解かりいただけたと思います。
それでは、ガム以外のものも虫歯になりにくい食べ物を選びたいという方に、
注意すべき点を挙げておきます。
あなた自身が鋭い視点をもって食べるものを選ぶことができれば、
キシリトールはいままでの何倍も役に立つことでしょう。

 

その1 「キシリトール入り」「砂糖不使用」の文句に注意!!
甘味料はキシリトールと砂糖以外にもたくさんあります。
その中には当然虫歯の原因になるもの(例えば水飴・麦芽糖・果糖)もあります。
キシリトールが入っていても砂糖などが入っているもの、砂糖が入っていなくても
麦芽糖などがはいっているものはたくさんあるのです。
キシリトールか他の糖アルコール(マルチトース・ソルビトールなど)
100%であることを確認しましょう。
キシリトール100%を選ぶ! これが重要です

 

その2 甘味料以外でも、虫歯を作る成分が入っていないかを調べる
甘味料以外で虫歯を作るものに粉乳・乳化剤・香料などがあります。
つい最近「歯医者さんが考案した虫歯になりにくい、キシリトール100%の
チョコレート」というのが発売されていました。
しかし粉乳が含まれていることなどから、このチョコレートは甘味料が
キシリトール100%であっても、虫歯の原因にはなります。
やっぱりそんなに甘くはないのです!

 

その3 まぎらわしい表記にだまされないように
「虫歯になりにくい」・「歯に優しい」・「歯に安心」・「虫歯予防に」
などのまぎらわしいキャッチフレーズが記載された食品が数多くありますが、
必ずしも科学的根拠に基づいているものばかりではないので、
その表現に惑わされないでください。

 

その4 日本トゥースフレンドリー協会の「歯に信頼」マークを見つける
日本トゥースフレンドリー協会という団体があります。
そこで虫歯にならないことをしっかり確かめられたものだけに、
「歯に信頼」マークというものがつけられています。

このマークのついたお菓子は協会の厳しい基準をクリアしたものなので、
虫歯の原因にはならないそうです。
皆さんこのマーク知っていましたか?
ぜひお店で探してみてください。

というのもキシリトールについては特にいろいろな情報が
溢れかえっているのに、あまりに正しいことが皆さんに伝わっていないと
いうことを痛感していたのでこのような企画をしてみようと思ったのです。

どこかできいたような、納豆=ダイエットみたいなものにキシリトールが
なってしまってはいけないし、皆さんが惑わされてもいけないのです。

 

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