プロテクションスプリント(予防歯科)

では、力がかかると次のような問題がおこります。

 

・歯が揺れてくる!
歯に強い横揺れの力がかかり、歯の周囲の骨も歯を支えきれなくなり
溶けてしまうのです。

 

・歯が削れてしまう!
歯そのものが力を受け止めてしまった場合は歯と歯がこすれあうことにより、
次第に削れて形が変わってしまい、正しい咬みあわせを維持できなくなるのです。

 

・顎の関節・筋肉の異常がおこる!
強い力を顎全体でバランスよく受け止めることができなければ、顎の関節が押され
軟骨がすりへったり、顎を支えている筋肉が、疲労のためうまく機能
できなくなることもあります。

 

・虫歯になりやすくなる!
強い持続的な力が歯にかかることによって、歯の表層のエナメル質に
マイクロクラック(微小なひび割れ)が生じます。
ここから虫歯菌が入り込み、虫歯になるのです。

 

・歯周病の進行を加速させる!
歯周病自体は原因は歯周病菌ですが、歯に過大な負荷がかかることによって、
進行するスピードはぐんと速くなります。
部分的に歯周病が極端に進んでいるケースは、多くがこのパターンに当てはまるのです。

 

プロテクションスプリントを装着すると、上の歯は軽く固定され、咬み合わせの面が平らになります。
下の歯はその平らなプロテクションスプリントの上を、上の歯の歯並びや形に邪魔されることなく

スルスルと滑らかに動かせるようになります。
ですから上記したような問題も解決できるのです。

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