食生活習慣2(虫歯予防)

前回の話の続きから、私たちは虫歯になりたくなければ、

一生お水だけ飲んで過ごさないといけないのでしょうか?

その答えを探していきましょう。

 

例えば朝・昼・晩の三回、食事をするとします。
そうすれば、一日三回酸性になる時間帯をつくっていることになりますね。

さらに3時のおやつをとったとします。
そうすれば一日4回酸性の時間帯をつくるということですね。

そのほかにもコーヒータイムをとったり、
晩酌をしてからその後食事は別にとる方もいます。
このようにして、何かを口にするたびに酸性の時間帯が長くなっていきます。

だんだん回数を増やしていくと、唾液で中性にリセットする間もなくなってきます。
つまり何か食物を口にする時間が多ければ多いほど虫歯は作られていく、
ということになります。

 

ということは、食事の回数が少なくても、長時間口の中に留まっているような食品を
食べることも虫歯菌の活動を助けているということがわかりますね。
たとえばアメ。
溶けるまで口の中に存在していますから、その間ずっと口のなかは酸性で、
完全に飲み込んでからやっと唾液が中性に戻し始めていくのです。

ページトップへ