キシリトールについて(虫歯予防)

巷ではキシリトールの話題が取り上げられ、また、虫歯を作らない・再石灰化を
促進するという謳い文句で様々な製品(食品)が売られていますが、
皆さんはどんな風に使っていますか?

ところでキシリトールって一体何なのでしょうか?
フッ素とは違うものなのでしょうか?
そして商品に書かれた宣伝はどこまで真実なのでしょうか?

今回は、そのような疑問を解決し、効果的に使っていただくために
キシリトール特集でいきたいと思います。

 

<初めに・・・キシリトールとは>

キシリトールは甘味料の一種で、糖アルコール(ブドウ糖・麦芽糖などに水素を
加えて還元したもの)という分類になります。
糖アルコールは他にソルビトール・マルチトース・エリスリトール・マンニトール
などがありますが、そのなかでもキシリトールが最も甘さが強く、
砂糖と同じくらいだそうです。
キシリトールは過去には白樺や樫の樹液に含まれる物質を使用して製造されて
いましたが、今ではそのほとんどが、とうもろこしの芯から工業的に作られています。

ですから、キシリトール=天然の甘味料というイメージが強いのですが、
実際には人工甘味料なのです。
安全性においては世界的にも認められており安心して使用できます。

 

では、次回はキシリトールはなぜ虫歯の原因にならないか?について、お話ししたいと思います。

 

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