各年齢ステージにおける虫歯予防(壮年期)

~壮年期でのポイント~

 

50歳以降は加齢とともに虫歯と歯周病のリスクも増加してきます。
加齢に伴って唾液の分泌量が低下してきます。

 

また、高血圧や糖尿病などの慢性疾患の治療薬の副作用により

唾液分泌が減少する場合が多く見られます。
口が渇くためにのど飴や糖分の入った飲み物を多く取るために

急に虫歯ができてくることがあります。
この時期には唾液の分泌量のチェックが必要です。
薬の服用により口が渇きやすければ薬を変更することも考えて担当医に御相談ください。

 

この時期の虫歯予防にもフッ素は有効です。
フッ素による再石灰化の促進と脱灰の抑制効果により歯根部分の虫歯予防に効果が期待できます。
毎日フッ素入りの歯磨剤を使用してください。
歯周病も年齢が増せばますほど悪化する可能性が高くなっていきます。

虫歯も歯周病も急激に悪化する可能でがありますので何かの症状があった場合すぐに歯科医院に相談ください。
予防を確実にするためには定期的に歯科医院を訪れて唾液の分泌量を含め口腔内のチェックを受けてください。

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