~ 順序 ~
①
口腔内の唾液テストをして、ミュータンス菌(虫歯を発生させる菌)の検査を行い、除菌が必要かどうかを確認する。
②
歯型を取り、上と下の歯型を印象してカバーを作製する。
③
PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)などを行い、歯面よりバイオフィルムを綺麗にはぎ取ります。
④
カバーに薬物を入れて、5分間そのまま置きます。
⑤
これを2回繰り返します。
⑥
ご家庭では、次回まで1日2回(朝・就寝前の歯磨きの後)カバーにジェルコートF(殺菌剤とフッ素の入った歯磨剤)のジェルを入れて、
5分間そのまま置きます。カバーをはずして、出来るだけ30分間は唾液を出すだけにしてください。
⑦
1週間後に再度、除菌操作を行います。
⑧
ご家庭では1日2回(朝・就寝前の歯磨きの後)カバーにジェルコートFのジェルを入れて、5分間そのままにしてください。
1週間は最低続けていただきます。
⑨
その後も、ジェルコートFを通常の歯磨剤と使用していただくと効果的です。
就寝前にふっ素ジェル(リンク→ふっ素ジェルの使い方)を使用すると更に効果的です。
⑩
効果を確かめるため、2ヶ月後に来院していただき唾液テストを行い菌数を検査します。
⑪
問題がなければ、初回から4ヵ月後、以降~6ヶ月ほどの間隔で健診やPMTCを続けていきます。