⑵.メディカルトリートメントモデル - 来院2回目 – (診療目安:約60分)
来院2日目です。
初診時の検査の結果をお子様とご両親にご説明いたします。
まずは自分のお口の中をしっかりと知ってください。
虫歯の原因が個人個人で違えば、予防法もそれぞれ違うのです。
7.検査の結果をもとに今後の治療についてお子様とご両親の方にご説明します。
8.必要に応じて初期治療を行います。
9.当日行った治療内容のデータを入力します。
⑶.メディカルトリートメントモデル ~ 治療 ~
初期治療により治療した箇所をここで治療します。
10.初期治療により治療し始めた個所の、虫歯の治療を行います。
~小児の診療の流れ01~
⑴メディカルトリートメントモデル - 初診での来院 – (診療目安:約60分)
大森歯科医院の特徴であるメディカルトリートメントモデルの流れを詳しくご説明します。
メディカルトリートメントモデル(MTM)とは、初期のリスク評価から、
個々の患者さんに合わせた歯科予防プログラムの立案、最小侵襲治療などを行い、
定期的なメインテナンスに至るまでの流れです。
こちらではお子様が初めて来院いただいてから、メンテナンスに至るまでの治療の流れをご説明します。
1.まずは先生がお子様とお話をしまして問診・視診致します。
2.診療前の口内の状況を視覚的に確認できるように口腔内写真を撮影します。
3.個々のお子様の虫歯、歯周病のリスクを把握するために、唾液の検査を行います。
4.実際にお口の中を見て検査します。
5.すぐに治療が必要な歯があった場合には応急処置を行います。
6.その日に実施した診療の結果をいつでも確認できるようにデータとして入力します。
初めて来院いただいた日にわかった情報をもとに、ひとりひとりお子様にあった
歯科予防プログラムを立案します。
初日の診療はここで終了です。
おつかれさまでした。
◎一般、小児、矯正
大森歯科医院では、生涯を健康なお口で過ごしていただくために、虫歯と歯周病などの病気を予防し、
治療してもその後再発させないことを第一に考えています。
そのためには、病気の原因であるバイオフィルム(ばい菌のかたまり)を取り除く必要があります。
奥歯の隅の方や歯と歯の間、 歯と歯ぐきの間の溝にあるバイオフィルムは、ご家庭でのブラッシングでは
取り除きにくいのですが、病気はたいていそこから始まります。
歯科医院で専門的な器具を使ってバイオフィルムを定期的にクリーニングしなければ、
健康に維持することは難しくなるのです。
大森歯科医院では、はじめに来院される全ての患者さんに口の中の検査(一部保険外)を行い、
個別に情報提供しています。
それから、今までに溜まっていたバイオフィルムや歯石を大掃除します(初期治療)。
初期治療の結果、どのくらい口の中の状態が良くなったのかを調べ(再評価)、
その上で担当の歯科衛生士をつけて、3ヶ月~6ヶ月に1度丁寧にバイオフィルムを取り除く
メインテナンスをしています。
こういった歯科医療システムは、まだ日本では新しいものですので、戸惑われる方も
いらっしゃるかもしれませんが、歯科先進国では病気の情報について十分な説明を受けて、
メインテナンスを続けることは歯科医院の常識になっています。私たちも、皆さまの生涯の
お口の健康管理について、安心してお任せいただけるように努力しています。
ご自分のお口の中の様子についてさらに詳しく知りたい方には、患者さん向けセミナー(無料)を
受けられることをお勧めします。 月に1度、研修室にて当院の歯科医師と歯科衛生士がお話をしています。
またMTM(メディカルトリートメントモデル)についても内容をご説明しておりますので、
ご覧いただきますようお願いいたします。
歯科矯正とは、悪い歯並びや噛みあわせ(これを不正咬合あるいは咬合異常といいます)を
矯正装置を使って、正しい歯並び、噛み合わせに治すことをいいます。
では、不正咬合はそのままにしておいても良いのでしょうか?
たしかに、不正咬合は、虫歯や歯槽膿漏と違い、痛かったり、腫れたりしないので緊急性が少なく、
それほど重要に受け止めていない人も多いでしょう。
また、歯並びが悪いことは、見た目が悪いだけではないかと考える人も多いと思います。
しかし、噛み合わせと全身との関りが最近注目されてきています。
(これは、旧厚生省が噛み合わせと全身との関りに関するための研究予算を計上したことからも
重要な問題であることがお分かりになるでしょう。)
すなわち、肩凝り、頭痛、アレルギーなどの原因のひとつではないか、ということが言われております。
また、よく噛むことにより脳への血流がよくなり記憶力が良くなったとか、ボケが改善した等、
テレビや雑誌にもよく取り上げられております。
すなわち、噛み合わせや歯並びはただ見た目の問題ではなく、全身の事、健康の源と考えて下さい。
その他にも、不正咬合による悪影響としては。
1:虫歯や歯槽膿漏になりやすい
これは、歯が重なり合ったところは歯磨きが十分にできず、そのためそこから虫歯や歯槽膿漏に
進行しやすいためです。
2:良く噛めなかったり発音が良く出来ない
噛み合わせが悪ければ良く噛めないというのは、どなたでも解るかと思いますが、
発音もはっきりできないこともあります。
すき間があればそこから息が漏れ、噛み合わせによってはタ行、サ行、ラ行などの発音に影響します。
英語等の発音にも関係してくるので国際人を目指す人は早めに治したほうが良いでしょう。
3:顔や背骨が歪む
噛み合わせが右側と左側とで違う場合、顔が左右非対称に成長していくため、顔が歪んでしまいます。
また、その影響で背骨が左右非対称になり、姿勢にも影響することがあります。
以上のように、歯並び噛みあわせと全身の健康、また不正咬合による悪影響を書きましたが、
予防の観点から言えば、不正咬合があれば早期に治療が必要であるし、よく噛むことが、
病気の予防になるともいえるでしょう。
良く噛むことは、前回述べたように顎の成長にとって重要なことですが、
それ以外にも大切な関りがあります。
良く噛むと、脳への血流が良くなります。
すなわち脳へ酸素が多く供給されるのです。
そのことにより頭が良くなるかどうかは解りませんが(マウスを使った迷路の実験では
効果が確かめられていますが、このまま人間にあてはまるとは限りませんが)
少なくとも集中力が増したり、眠気が解消されたりすることはあります。
また、今までちゃんと噛めなかった御老人が入歯を治して噛めるようになると、
血圧が安定し日常生活もイキイキと活動的になり、更に健康に向かうということは
日常の臨床でもよく出会うことであると聞きます。
また、良く噛むと唾液がたくさん出ます。
唾液には緩衝作用といって酸を中和する働きがあります。
酸によって歯が溶かされる現象が虫歯です。
すなわち唾液がたくさん出るほうが虫歯にはなりにくいと言えるのです。
もうひとつ唾液には成長発育や、病気の予防にとって欠かすことのできない
多くの物質(ホルモンや酵素)が含まれています。
健康のためには良く噛んで唾液をたくさん出しましょう。
現代人は歯並び、噛み合わせが悪い人が多くなってきている、といわれております。
その原因はどこにあるのでしょうか?
現代の日本人は柔らかいものを食べることが多く、噛みごたえのあるものを食べなくなってきている
からであると言われております。
すなわち堅いものを食べないから顎が発達しない。
だから歯が並びきらなくて歯並び、噛み合わせが悪くなる、と言われております。
たしかにそれも原因の一つでしょうが、すべてではありません。
もしそうだとしたら、ファストフードを多く食べているアメリカ人は不正咬合の人で
あふれてしまうでしょう。でも実際はそうではありません。
それではなぜでしょう?
顎の成長発育は生まれた瞬間から始まっています。
(実際は精子と卵子が受精した瞬間からですが、母体にいる間はここでは考えない。)
顎は噛むことと舌により刺激を受けて成長します。
新生児、乳幼児は歯が無くても母乳(乳首)を噛むような顎の動きをして飲みます。
この時期、母乳が出すぎる母親、穴の大きい哺乳ビンで育てられると、ちゃんと筋肉を
使って吸ったり噛まなくても口をつけているだけで口の中にミルクが入ってきて
おなかがいっぱいになってしまいます。
赤ちゃんにとっては楽ですが、これでは顎はしっかりと成長発育しません。
もうひとつ、オシャブリをくわえている赤ちゃんを見たことがありますか?
2才くらいまでなら見かけることはあるでしょうが、それ以降はあまり見かけないでしょう。
ところが最近アメリカやヨーロッパでは4、5才になってもおしゃぶりをくわえた子どもが
多く見られるようになってきました。
これは、オシャブリにより噛むこと、舌を使うことを自然に覚えさせる新しいタイプが
出現して来たからなのです。
新しいタイプのオシャブリは顎の発達に一役買っているのです。
また、よく噛むことにより唾液がたくさん出てきます。唾液の重要性については後でまた述べます。
ただし、オシャブリには形、材質などいろいろなものがあるので、歯並び、顎の成長に適したものを
選ぶことが大切です。
アメリカではオシャブリを止めるくらいの年齢になると今度はガムを噛むようになります。
しかもアメリカで売っているガムは日本のガムよりはるかに堅く、虫歯を作らない甘味料を使っています。
しかし、日本ではガムは虫歯になるからといって、食べさせない親が多く、その割にはおやつに
スナック菓子を食べさせているという場合が多いのではないでしょうか。
よく、歯並びの悪い子の親に「堅いものを食べさせれば歯並びは良くなるでしょうか」、と聞かれますが、
先に述べたように顎の成長は生まれたときからの積み重ねであって、小学生や中学生になってから
急に堅いものを食べたからと言って、顎が急に大きくなるものではないのです。
顎の発育には、小さいときからよく噛むこと、よく舌をつかうことが重要なのです。
1. 喫煙によるだ液の緩衝能も下がります。歯周病(歯槽膿漏)が進んでいる人は、
歯の根元が露出してますので(露出象牙質はpH:5.7~6.2で溶け始める)、
エナメル質(pH:5.5~5.7で溶け始める)よりも中性に近い状態で虫歯が進行します。
2. 歯の表面(特に裏側)は、俗にヤニと呼ばれている煙の中のタール分がこびり付きます。
この部位は歯垢(plaque=プラーク)が沈着しやすくなります。
これは虫歯を起しやし環境を意味しています。
3. また歯石の沈着をも増進させます。これは歯周病の発症や進行を助けます。
4. ヤニを気にするあまり、研磨成分が強い歯磨剤で歯を磨き(削り!)ますと、
必要以上に歯牙表面をエグルほど磨いて(削り!)しまいますので注意が必要です。
ヤニ取り効果が高いとか、歯を白くしますとか書いてある製品(日本製に限る)を使って
歯磨きをする場合は、細心の注意を払いましょう。
当然、歯や歯肉の寿命を縮めてしまいます。
5. タバコの副流煙(ふくりゅうえん、間接喫煙=受動的喫煙)を吸わされている子どもは
虫歯のリスクが高まります
喫煙と歯周病について
1. 喫煙によってニコチンは歯肉や口腔粘膜からも吸収されて体の中へ入ります。
ニコチンは外敵である細菌などの微生物から体を守るために存在する白血球(機能が50%もダウンする)などの
免疫細胞の働きを鈍くさせてしまいます。
結果、毒素などによる、まわりの組織の破壊を進めます。これは歯周病に罹りやすくなることや、
現在歯周病に掛かっている方でしたら、その病状の悪化につながります。
2. ニコチンは、末梢の血管を細める作用があり、これは歯肉への酸素や栄養を十分運ばなくなることですから
歯周病を治そうとする自然治癒を阻害してしまいます。
また、老廃物の除去も、上手く作用しなくなります。
3. 喫煙によって血中の一酸化炭素が増え、酸素の供給を阻害してしまいます。
4. ニコチンや一酸化炭素は歯肉を硬く、また線維化させ歯周病の症状を隠して、手遅れになりやすい。
5. 歯周病の治療のために手術を行なっても、喫煙によって傷口をふさぐ細胞(線維芽細胞など)の働きが鈍くなり、
また上記等の理由により良い結果が得られなくなったり、次の治療のステップに入る時期が遅れることになり、
しいては通院期間が長引くことになります。
6. タバコの煙に含まれる200以上と言われている有害物質が、歯茎周りの組織に直接作用したり、
刺激したりして炎症を助長させる。
7. 全身の免疫力も低下しているので、歯周病も改善され難にくく、悪化の道を進みます。
8. 喫煙によりビタミンCが大量に破壊され(タバコ一本で25mgの破壊)、血中のビタミンCも減り、
歯垢の沈着度が増加する。
また、ビタミンCは身体の抵抗力を高める重要なもので、炎症や傷の回復には効果的である。
9. ニコチンは喫煙後に徐々にだ液の分泌量を下げる。結果、歯垢(plaque=プラーク)の付着や歯石の
沈着を増進させます。
10.喫煙後にダ液の分泌量が下がると言うことは、口腔乾燥症と同じことで、再石灰化も行われ難いと言う事。
だ液の緩衝能が下がる事も意味しています。
3DS → Dental Drug Delivery System(デンタル・ドラッグ・デリバリー・システム)
虫歯菌を除菌する新しい予防治療法の紹介です。
虫歯の発生には、お口の中の細菌が関与しています。
例えば、無菌状態で育てた動物に糖類などの炭水化物をたっぷり食べさせます。当然歯磨きはしません。
すると太ることはありますが虫歯は発生しません。
しかし動物の口腔内に虫歯菌(Mutans Streptococcなど)を移すと、とたんに虫歯が発生します。
もう一度書きます、虫歯の発生には、お口の中の細菌が関与しています。
特にミュータンス菌の一種(Mutans Streptococciなど)は、虫歯の発生に深く関与しています。
これらのウ蝕原性菌(むし歯を起こしうる細菌)を除菌し菌数を下げれば、簡単に発生はしなくなります。
まさに夢のような、虫歯を発生させない画期的な治療法です。
3DSの理論
元:国立感染症研究所(現:鶴見大歯学部教授):花田教授の解説より
むし歯の主要な原因菌であるミュータンス菌(Mutans Streptococciなど)は、
通常の連鎖球菌(レンサキュウキン)とは違って、歯だけに付着して増殖するという性質があるため、
歯の面に付いた主要なウ蝕原性菌だけに抗菌剤を使用することができれば、常在性の連鎖球菌を損なわずに
ミュータンス菌だけを選択的に減少させることが期待できます。
しかしミュータンス菌は、バイオフィルムという粘着質な細菌膜を歯の上に形成して、飲み薬や塗り薬が
直接効かない環境を作っており、また口腔内に投与された薬はすぐに唾液により希釈・除去されてしまいます。
そこでこの3DSでは、歯科医師・歯科衛生士らにより専門的な技術と器具を用いた歯面清掃処理
(PMTC:プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)などを行って完全にバイオフィルムを
除去した後に、歯の列にフィットしたカバー(ドラッグリテーナー)を用いて抗菌剤やフッ化物を
一定時間歯面のみに塗布します。
この方法は、唾液で希釈されることなく、安全かつ確実に抗菌剤やフッ化物などの薬を歯牙硬組織のみに
輸送・塗布することが可能で、これからのむし歯予防治療として期待されています。
〇奥歯が永久歯に生え変わる時期(専門的用語: 側方歯群交換期)でのポイント
乳歯から永久歯に生え変わる時期は特に定期健診が必要です。
学校健診で問題があればもちろん,「虫歯なし」と言われても定期健診は健康な口腔を
維持するためには必ず必要です。
生えはじめの永久歯は石灰化が弱いのでフッ素塗布の効果が大きいと考えられます。
歯並びのチェックもこの時期は受けてください。
規則正しい食生活と正しい歯磨きをこの時期に覚えましょう!
〇思春期(受験時期で夜が遅い、食生活の乱れ、親の言う事を聞かない)でのポイント
永久歯が全部生えそろうのは12歳ごろです。それ以降の思春期の時期は人生の中で
カリエスリスク(虫歯になる危険性)が一番高くなる時期といってもいいかもしれません。
永久歯はまだ十分硬く(石灰化する)なっていません。
親の言うことはあまり聞かなくなりますし、受験時期では食生活が乱れがちにになってしまいます。
小学生のうちは行っていた定期健診も部活や勉強などの理由で行かなくなってしまう事が多くなります。
友達同士での買い食い、夜食、ダラダラ飲み・食いも多いようです。いろいろな悪条件が重なります。
この時期には虫歯の問題また健康な口を維持することを自分自身のものと理解させる必要があります。
やはり定期健診を受け自分自身のカリエスリスク(虫歯になる危険性)を理解し専門家の
アドバイスを受けてください。
リスクの高い人でも適切な予防処置で虫歯は防げます。
〇成人でのポイント
虫歯予防だけでなく、歯周病(シソウノウロウ:歯槽膿漏)にも注意を払う必要が出てきます。
歯周病菌の異性(パートナー)からの感染を示唆する報告も有ります。
歯周病の進行は、タバコの問題も含んでいます。
ストレス社会の現代、精神・神経系の病気に気を付けましょう。薬の副作用で唾液の分泌が
下がってきて虫歯が出来やすくなります。
〇中年期でのポイント
30歳から50歳までは国民の口腔内の調査(歯科疾患実態調査)から見ると虫歯の数は
それほど増加しないような時期です。
しかし、安心はできません。
この時期は治療した歯が古くなりどんどん悪くなり失われる場合が多いのです。
30歳までになるべく歯を削らないようにしなければいけません。
この時期は虫歯とともに歯周病の進行にも注意が必要です。
40歳以降とくに50歳を越えると急激に歯を失ってくる人が多いのです。
30歳代で歯周病が進行している人は歯周病のリスク(危険性)の高い人ですので、
特に注意が必要です。
歯周病は初期の内に完全に治療し、健康な状態を維持するために定期的な歯科検診を
受けなければいけません。
虫歯と歯周病の予防のためにやはり定期的な歯科健診が必要です。
期間は個人個人のリスクによりますが,リスクの少ない人でも半年に1回は必要でしょう。
〇壮年期でのポイント
50歳以降は加齢とともにムシ歯と歯周病のリスクも増加してきます。
加齢に伴って唾液の分泌量が低下してきます。
また,高血圧や糖尿病などの慢性疾患の治療薬の副作用により唾液分泌が減少する場合が
多く見られます。
口が渇くためにノド飴や糖分の入った飲み物を多く取るために急に虫歯ができてくることがあります。
この時期には唾液の分泌量のチェックが必要です。
薬の服用により口が渇きやすければ薬を変更することも考えて担当医に御相談ください。
この時期の虫歯予防にもフッ素は有効です。
フッ素による再石灰化の促進と脱灰の抑制効果により歯根部分の虫歯予防に効果が期待できます。
毎日フッ素入りの歯磨剤を使用してください。
歯周病も年齢が増せばますほど悪化する可能性が高くなっていきます。虫歯も歯周病も急激に悪化する
可能でがありますので何かの症状があった場合すぐに歯科医院に相談ください。
予防を確実にするためには定期的に歯科医院を訪れて唾液の分泌量を含め口腔内のチェックを
受けてください。
〇老年期でのポイント
体に御不自由が出始め、お口の手入れがなかなか上手に行かなくなってきます。
プロフェッショナルな予防処置を定期的に受けましょう。